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インターから能登方面への入口部分に進入口を設ける2つの箇所が考えられる。しかしながら、前者はそのボックスの大きさが、幅4.0m、高さ3.0mおよび幅3.1m、高さ3.0mと設置された2つとも十分でなく、再整備の必要がある他、アクセス道路となる町道北川尻1号線も拡幅の必要がある。後者の米出インターから引き込む場合は、北川尻キャンプ場の前にあるサイクリングロードおよび本中核的施設群計画地の能登有料道路側の旧サイクリングロードを再整備し、アクセス道路とする必要がある。もう一つの課題、問題点は、計画地の一部に土地利用規制として森林法による保安林(飛砂防備保安林、防風保安林)の指定がなされており、施設整備を進める上での制約となることである。

 

・これらへの対応として、前者のアクセス道路の問題については、北川尻1号線と能登有料道路の交差部のボックスを十分な大きさのものにつけかえる方法または米出インターから中核的施設群計画地までアクセス道路を整備する方法の2つの案で、県および町で審議を行い、本中核的施設群に十分なアクセス道路を確保する方向で検討を進めている。また、後者の計画地(一部)の保安林指定については、本中核的施設群の計画を指定外の部分を中心に進め、指定部分については柔軟な対応が可能なものにする他、指定範囲内においてどのような施設整備、解除が可能なのかより詳細な情報を入手すべく、関係部署と審議・手続き等を進めることが考えられる。

 

(図?−2−1)町道北川尻1号線が能登有料道路と交差する地点に設置されたボックス

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